校長より
並学院中学の目指す教育について

校長 工藤 敏夫

杉並学院の建学精神は、「自立・成楽」である。
本校の目指す「自立」とは、自分の力で身を立て、社会に役立つ人となること。そして、「成楽」とは、自分が好み、また、愛することに向って努力を続け、楽しみの境地までに成し遂げることである。
現代は、高度情報化社会に突入し、科学技術の飛躍的な発展が取りざたされる一方、環境問題・倫理問題が指摘されるなど、日々目まぐるしく社会が変化している。
この様な社会情勢の中で、人生を主体的に生きていく為には、己で善悪を判断し、必要情報を取捨選択することが出来る「人間力」を身に付けることが最も重要なのである。
そこで、杉並学院中学校では、次のような目標を立て教育に取り組んでいる。

1.「基礎学力の育成」

高度情報化社会において、正しい判断を行い、行動していく為には、基礎・基本の知識や技術を確実に身に付けることが、必要不可欠である。
本校では、教科・科目の授業を通して、基礎学力を養うとともに、様々な体験学習を通じて、自分で課題を見つけ、自ら学び考え、よりよく問題を解決していこうとする資質や能力を育むことを目指している。

2.「基本的な生活習慣の育成」

中高一貫教育でもたらされるゆとりは、中学校時代に本物の基礎学力をつける上でも役立ちます。受験のための勉強ではなく、真の理解力、分析力をやしなうための勉強。特に国語・数学・英語の3教科は、他の科目を理解していくためにも重要です。
杉並学院では、十分な時間をとり、基礎から応用へとていねいに指導します。

3.「健やかな心身の育成」

日本は、少子高齢化社会が進んでいる一方で、世界に誇る長寿大国である。生涯を通じて、豊かな人生を送る第一歩は、やはり健康であることと言えよう。
本校では、健康な体を作る為に必要な体育や保健の授業はもちろんですが、その他にも、学校行事などを通して健康を増進しようとする意欲を引き出す取り組みを行っている。

杉並学院中学校は、自分の好み・愛することを伸ばしてみたいという積極的な姿勢を称賛し、自主性を持った生徒の入学を心から望んでいる。

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